中1になった息子

この4月から中1になった息子。

弱いながらも徹底して技術にこだわるチームを選んで良かった。

本人も楽しんでるようである。

久しぶりに家の前でボールを蹴ったが、うん、上手くなってる。

まじで1対1やったら勝てないかもしれない…

思春期特有のやつだろうが、だんだんと口数も減ってきた。

うん、大人になっている証拠だな。

そりゃそうだよ。

昔みたいに1から10までなんでもしゃべるなんてこっちも思ってない。

そんな思春期の息子なのにだ。相変わらず俺についてくる。

チームのスケジュールが練習の時の土日は基本的に夜練。

昼間暇そうな息子に「俺、少年団の練習行くけどお前どうする?」って聞くと

「行く」と一言。

サッカーが好きなのか、少年団の後輩たちがかわいいのか、

はたまた俺のことが好きなのか。よくわからない。

この間の日曜日も16:45集合で息子はトレーニングマッチ。

場所が場所(車で小一時間)だったので送っていくつもりだった。

俺はというと13:00キックオフの小1のトレーニングマッチ。

小1のトレーニングマッチは他の人に任せてお休みし、

俺は息子の送迎だけにしようかなと思ったのだが息子にスケジュールを話し、

「15:30に出発すれば間に合うぞ?」と言ったところ「間に合うならどっちも行く」と。

うーん。変わったやつだな。

 

ちなみに土曜日も小1の練習に一時間だけ顔を出して

最寄りの駅から電車で自分の練習に向かったのだ。

 

これは自分の憶測でしかないが、おそらく小1の子供たちが「かわいい」のだろう。

一人っ子で兄弟のいない息子。

練習に行くと「おぅ。〇〇〇(息子の名前)!」

って小1から小6までみんながあいさつに来る。(呼び捨て笑)

中には「おう!キャプテンちゃん!」なんてふざける何個も下の後輩もいる。

そんなに親分肌な感じもない息子の何に子供たちをひきつけるんだろうと

遠巻きに見ていた。

 

よく見てると…

・一人一人と目を合わせてちゃんと話をしている。

・相手は子供(俺からすれば息子もまだまだ子供だが)と割り切っている。

・サッカーの上手さだけは披露する。

・気を利かせて一人になっているような子供に話しかけている。

 

こんなところだろうか。

うん。立派だ。親の俺から見ても立派だ。そりゃ愛されるわけだ。

そういう選手って大事だと思う。

地元出身のJリーガーは愛されキャラであってほしいし

選手にはファンを大事にしてほしい。

地域でサッカーを支える事、日本サッカー界をもっと盛り上げる事、

中1でも、41歳になるおじさんでもやれる事はあるなと感じた週末。

まだまだ夢半ばの息子だがたくさんのファンを今から作って

これから先の厳しい競争を生き残ってほしい。

 

夕方からの息子のトレーニングマッチは…

言う事無し。

すげー速さで潰しに行ったなって思ったら息子だった。

おいおい、その速さでその力でぶつかったらそりゃ相手すっ飛ぶよ。ってくらい。

もちろん正当なチャージだったのでノーファール。

カバーリングのタイミング、縦パスの付ける場所、縦が無理だったらやり直す判断、

どれもこれもこの2か月で格段に良くなってる。

 

結局何が言いたいかっていうと

「子供は勝手に育つ」って事と「子供の成長は早い」って事と

「俺の週末忙しい」って事。

 

このブログを読んで下さる方がどんな場所に住んでいてどんなチームが好きかわかりませんがサッカー好きのおじさんとしては是非とも地元のチームを応援してもらいたい。

J1でもJ2でもJ3でもJFLでもいいんです。

強いとか弱いとか関係ないんです。

子供からご高齢の方々まで、地域で応援する事に意味があると思います。

一度もサッカー見に行ったことないっていう方も一度でいいので

足を運んでみてください。

W杯だけ盛り上がるのではなくJリーグを盛り上げない事には世界とは戦えません。