少しだけサッカー小僧の父の話
立派なサッカー小僧に育っている息子の父は高校2年生の春にサッカーを辞めている。
正確に言うと「辞めさせられた」のである。
某県のサッカーの街にある古豪で「文武両道」を謳う我が母校。
高2の春、生徒会に立候補をしたところ、顧問の逆鱗に触れたらしい。
一年間、ボール磨きとグランド整備、球拾い、ずーっとやってきたんだよ。
そんな事、中学校年代では味わった事なかったんだよ。
小学校から9年間、レギュラーから外れた事も無ければ上の年代でも試合に出てたんだよ。
それでも一年間耐えてきたのに。生徒会に立候補した途端、「お前は試合に出さないから。生徒会立候補したんだろ?」って。もうね、泣きながら帰った。
んで、サッカー辞めちゃった。
ここにもいたんだよね。サッカーを好きな心を折る指導者が。息子の前に俺が経験してたんだよね。
まぁおかげで今でも最高の関係の仲間たちと現役時代から+40㎏というお肉を得るんだが。
+40㎏のお肉が減っていくのはまだまだ先のお話である。
つまり何が言いたいかっていうと「指導者って大事」って事と「仲間って大事」って事と「走ると痩せる」って事。
再出発
クラブチームで「つまらない」という挫折を味わった小学校1年生。
近隣の少年団へメールで練習体験を申し込んだ。
すぐに返信をくれたのが今所属しているチーム。
一人っ子の息子は上手く馴染めるか心配だったがその日のうちに笑顔で楽しんでいた。
本当に良い指導者、良い仲間に巡り会えたと思う。
低学年のうちはやはりいかに楽しめるか。
日本のサッカー界を考えると「勝利絶対主義」のチームは子供たちの心を折ってしまう可能性があるという事を指導者は理解してほしいと思う。
このブログはまだまだ先を書くつもりだが1年生の頃にサッカーを辞めたいと言った息子は6年生の今、少年団で県大会に出場し、キャプテンを務めるまでになっている。
来年からはジュニアユースのクラブチーム行きも決まっている。
そんな息子の興味と好奇心とサッカー好きな心を折ってしまう指導がある事をしっかりと保護者を含め理解してほしい。
何が言いたいかというと…
「サッカーは楽しい」はずだということ。
泣きながら訴えた「サッカー辞めたい」という言葉
小学校1年生の息子からの衝撃の告白。
毎日一生懸命練習している姿を見ていたから好きなものだとばかり思ってた。
その真意は今も分からないがきっと「パパに褒められたい」という承認欲求だったのかなと。
その日、家の庭で泣きながら訴えかけてきた息子に、すり減ったトレシューの靴底を見せながら「今まで靴がこんなになるまでよく頑張ったね。」と話をしてあげた。
「ここまで頑張って練習してきたことをパパは知っているし、靴を見ればわかるよ。一生懸命やってきた事だから他のチームで続けてみる?」と話をしたら…
少し考えて「体験だけでも行ってみる。」という息子。
次の日には近隣の少年団へ体験申し込みをしていた。
もうクラブチームは頼れないなと考えて。
このクラブチーム、息子が入った時のメンバー約30人のうち、初期メンバーは5人程度にまで減っていて、なのに人数は減っていないという不思議なチーム。5年生の時にその事実を知ることになるがそれはまだまだ先のお話し。
何が言いたいかっていうと、サッカーを好きな子供を育てられないチームだったって事。だって辞めた子たちはみんな他のチームでやってるんだもん。
サッカー小僧の誕生までに
今でこそサッカー小僧の我が息子。
一度挫折を味わっている。
小学校1年生の夏休み、泣きながら「パパ、サッカー辞めたい」と言ってきた。
幼稚園の時からお世話になっていた某有名クラブチームだったのだがふたを開けてみたらこの有り様だ。
理由は簡単で、「つまらない」という事だった。
そりゃそうだろうよ。「パス禁止」なんだっていうんだから。
足が速くてガツガツしてる子以外ボールに触る事すら出来ないんだから。
そこから次のチームを探す事になったんだけど…
あのまんまじゃなくてよかったなと5年経った今は思う。
好きな事を好きな時に好きなだけ
急にブログを書こうと思い立って書き始めた。
ここでは特になーんも決めずにその日の気分でその時思った事、思い出したこと、起こった事を書いていこうと思う。
まず今日は自己紹介。
サッカー小僧を息子に持つ一児の父である。
父であると同時にサッカーの指導者であり、サラリーマンで管理職でパチンカスである。
平日は仕事、土日はサッカーかパチンコ、パチスロ。
つまり休みはない。
平日も気分次第でパチンコ、パチスロ。
やはりパチンカスである。
一応毎日決めて始めた事があって、「走る」こと。
もう一年以上経ったかな。
毎月150kmを目標に走ってるパチンカスである。
自己紹介はこんなもんかな。
息子の成長、仕事の事、パチンコパチスロの事、好きな事を好きな時に好きなだけ記録しておこうと思う。