中1の息子のママのお話
この4月からクラブチームでお世話になっている息子。
懇親会という名の飲み会が開かれた。
選手の数、総勢21名、保護者の数にいたっては倍以上。
選手は選手でテーブルを囲み大人は大人で好きなように飲んでいた。
普段は顔を出さない息子のママ(まぁ俺の嫁だが)も出席。
俺は普段グランドで会うパパさんたちと飲み明かした。(家に着いたのは夜中の2時過ぎ)
翌日、息子のママ(まぁ俺の嫁な)に「昨日はどうだった?」と聞いてみた。
これは俺の個人的な考えなのだが夫婦で出席する行事において、夫婦が一緒にいる事はデメリットしかないと思っている。(これについての異論は受け付けません)
まぁその話は置いておいて、嫁からの回答は…
「〇〇君(息子のチームメイト)のママから××君(うちの息子)のプレーは…」とダメ出しされたというのだ。
「センターバック希望は4人だから競争だよねー。××君(うちの息子)は前に上がるのが好きだから無理なんじゃない?」とサッカーを知らないうちの嫁に向かって言い放ったらしい。
その〇〇君、センターバックのポジション争いでは既に4番手であり、ウチの息子は上の学年でもセンターバックで出場しているほど差がついている。
のにだ、よくもまぁそんなことが言えるなと。
俺ら男たちはそんな事に一切触れず、チーム全体を見て「すげぇいいメンバーが揃ってるよねー。」だとか「この学年が3年生の時にどんな結果が出せるか楽しみ。」だとかって話ばっかり。自分の息子の話をするときは「あいつ(自分の息子)は足遅いからだめだよ」とか「あいつは(自分の息子)は根性ないから駄目だよ」とか、基本的にはネガティブな部分に焦点を当てて話をするし、他の子供の話をするときは「〇〇君は球際が強くていいよね」とか「××君は見えてるところがいいよね」とかポジティブなところの話しかしない。
これって男と女の差なのか?それともたんに〇〇君のママがマウントを取りに来ただけなのか?
結局何が言いたいかっていうと
「プレーするのは子供」って事と「メンバーを決めるのは指導者」って事と「仲良くするにこしたことない」って事と「マウント取ってどうするの?」って事。
子供同士はすごく仲が良く本当にいいチームだなと思う。息子に関してはキャプテンとしての経験が生きておりいい声掛けが出来ている。センターバックとして大切な事はたくさんあるが「コーチング」を息子は出来る。まずはこの差に気付かないとセンターバックのポジションは奪えないよ?
あと、体を張ってゴールを守る事を息子は出来る。右サイドバックのおたくの息子が抜かれた後、体を張ってスライディングで止めたのはうちの息子ですよ?と言いたい。
現代サッカーにおいてセンターバックがボールを持って持ち上がる事も普通ではなかろうか。戦術に関しては指導者のサッカー観があるのだから我々大人は面白おかしく見守ってやればいいと思う。
自分の息子だけでなく、チーム全体を応援してこそ本当のサポーターだと俺は思う。