現在の息子
小学生もあとちょっとで終わりである。
骨折による休養でしばらく暇な息子。
今日は親バカ全開で書いていこうと思う。
本当に俺の息子かと思うくらい真面目でいい奴なんだ。んで、勉強も出来る。
通知表は毎回3段階評価で「オール3」である。
通知表を見せられても何も言えないよね。文句のつけどころがない。
よく近所のママさんや同級生のママさんから「いいよね。〇〇君は。」とか「〇〇君はすごいよね。」と言われるが…実はなんもしてない。
人として最低限の事はもちろん伝えている。いじめは良くない、弱いものは守りなさい、人に迷惑をかけないようにしなさい。こんなもんだろうか。
勉強しろ!と言った事がない。
最近の小学生は何かと忙しいようだ。
うちの息子は小学校4年生まで (月)塾 (火)塾 (水)習字 (木)サッカー (金)オフ
(土)(日)サッカーだったかな?塾は小学校2年生から、習字は小学校1年生から行き始めた。
5年生になってからは (月)サッカー (火)~(木)塾 (金)オフ (土)(日)サッカー
うん。忙しいね。
でもこれ全て、息子が自分で言い出したんだからね?親としては塾よりもスイミングに行ってほしかったし習字よりもパソコン教室に行ってほしかったよ?
基本的に自分がやりたい事は全てやらせる。
関東圏に住んでいる我が家ではあるが受験はするつもりがない。だって本人に行く気がないんだもん。まぁそれでいいんだけど。
小学校2年生で「塾に行きたい」なんて言ってきたもんだから…なんなんだと思った。どうやら勉強が好きらしい。
あと、家庭用のゲーム機とスマホゲームに関しても放任主義。あ、一つだけやらせなかったのがフォートナイト。あれ、年齢制限付いてるでしょ?
息子に年齢制限の話をして「それでもやりたいなら年齢制限解除するけどどうする?」と聞いたら「じゃあ我慢する。」と言ってそれっきり。
これは個人的な感想だし、子供の性格もあるかもしれないけど放っておくとゲームですら「飽きる」のではないかと思う。
大人もそうだが「ダメ絶対」って言われるとしたくなるのが人間だと思う。
その時その時で基本的に本人に考えさせる。あとちっさい頃から大人と同じように扱ってきた。
ゲームをしていてあまりにも気になるなら将来の夢の話をする。サッカー小僧の夢はもれなく「プロサッカー選手」である。
「ゲームやっててプロサッカー選手になれるなら好きなだけやってていいよ~」と。一度も「ゲームをやめて外で練習しろ!」と言った事がない。
性格面については…サッカーで培われてきたものである。「ボールと仲間を大切にするサッカー」というテーマの基やってきた息子は仲間思いである。
色んなエピソードがあるがひとつだけ。
修学旅行に先月行ってきた息子。お土産代3000円をお小遣いとして渡してあった。
買ってきたものが
・祖父母(両家)へのカステラ
・両親(俺を含む)へのクッキー
・塾の先生へのお土産
である。自分のものは何も買っていないというのだ。本当にこいつはなんなんだと。
更にお土産エピソードに続きがあって、バスで車酔いしてしまった友達がいてお土産を自分で買う事が出来なかったと。その友達の為に自分のお小遣いから捻出してキーホルダーを買って渡してあげたらしい。
そんな小6いる?俺の小6の時なんて…恥ずかしくてかけない。
後日、運動会で会ったその友達のママから感謝された。何のことかわからなかったのだが息子に聞いたらそういう事だったらしい。
結局何が言いたいかっていうと
「子供の成長は余計な事をせずに見守ってれば大丈夫」って事と「子供がやりたい事をやらせる」って事と「ウチの息子はほんとにすごい」って事。
今後どうやって子育てしたらいいものか。
骨折
サッカー小僧の息子。骨折した。
左手首。年内いっぱいはかかるとの事。
逆サイドから入ってきたクロスに対して足でクリアしようとしたところ、後ろからトップスピードで入ってきた選手と接触。着地時にポキッ。
この時俺は逆サイドでレフリー(2審制でやっていた)をしていたんだが最初、脱臼したかな?と思った。肩から落ちたように見えたからだ。
しばらく立ち上がらない息子にチーフコーチは「やれるかっ?」と。息子「やれます!」と頷いた。これ、前半の途中での出来事。
いつもどおりハーフタイムは選手同士でミーティング。この時も左手がいたい息子は水筒を持ち上げることが出来ずに水分が取れなかった。(後から聞いた話)
後半も明らかにいつもとは違う息子。左腕が上がらずバランスが取れないのだろう。
それでも、そんな状態でも左サイドを突破し、見事にゴールを決めてきた。
6年間、息子の色んなゴールを見てきたが息子が雄たけびを上げて喜んだシーンを見たのは初めてだった。(後半は相手チームのコーチが審判をしてくれていたのでベンチから見ていた)
いつも飄々としている息子。ゴールを決めても特別喜びを表さず、仲間と軽くタッチ。その息子が「っしゃー!」と叫びながら右手でガッツポーズ。
その瞬間、いろんなものがこみあげてきて…感無量。
後々、チーフコーチから謝罪の連絡をもらった。
「大けがしているかもしれない選手をそのまま起用するなんて、という批判もあるかと思いますが…」と言っていたがあのゴールはきっと息子にとって一生記憶に残るゴールになったと思う。
腕が折れてても決めたゴール。これが息子の今後の人生を支えていくかもしれない。
チーフコーチには感謝しかない。あの日一日で息子は大きく大きく成長したと思えるからだ。
車の中で息子と話をしたのだがハイボールに対して足で行った自分が悪いと思って相手選手に謝ろうと思ったと。そしたら相手選手から先に「ごめんね」と言ってきたらしい。相手の選手は自分が遅れて後ろから入ったという意識があったのである。
ハイボールに対し足を上げてプレーしようとした息子、後ろから頭で合わせに行った相手選手。そしてどちらも相手に対して謝罪しようとした瞬間。相手チームもいいチーム、いい選手を育てているなと感じた。
何が言いたいかっていうと
「腕が折れててもゴールは決められる」って事と「骨折すると風呂がめんどくさい」という事。
俺の日課のランニングが終わるまで風呂に入れない息子。だって俺が入るのに合わせてもらわないと困るでしょ?
息子とサッカー仲間との関係性
小学校2年生のころになると新しい仲間が増えたり辞めていく子供がいたりとメンバーにも変化が生まれてきた。
もともとはそんなに人付き合いは得意な方ではないんじゃないかなと思う。
ただ、サッカーを通じて成長していたんだろう。仲間を作る事が上手になった。
新しく入ってきた仲間を気遣うやさしさ、練習についてこれない仲間へコツを教えてあげる事。
こういった事もチーフコーチが指導してきてくれたおかげだと思う。
「わからない事があったらまずは仲間に聞いてみよう!」と。これである。
大人になってからもきっと役立つことをたくさん教わってきた。
足も速くなって、リフティングは永遠に続けられるようになって、マラソン大会では1位になって。何も損することはなかった。
何が言いたいかっていうと
「サッカーから学ぶことは多い」って事と「教える人って大事」って事。
そんな息子(現在6年生)は左手首骨折の為療養中。
次回は骨折した先週の話でも。
息子の性格
とにかく真面目。
クソが付くほどの真面目だと思う。少なくとも俺の前では。
たまに窮屈じゃないのかな?と心配になる時がある。
「毎回パパがサッカー来るの嫌じゃないの?」と聞いても「来てくれる方がいい」と答える。本当なのだろうと心配になる。
真面目な息子は小学校2年生になってもひたすらにドリブルとリフティングの練習に励んでいた。家の前でやれてお手軽な練習である。
ただ、毎日これをするのは本当に好きだからなのだろう。3ドリと並行してマーカーを置いてのスラロームのドリブル練習もこの頃からやっていたなぁ。
朝、5時から家の前でボールを蹴っていて「うるさい」って近所のパパさんに怒られたことがあったっけ。
でもさ、その家だって女の子の同世代の子供がいるんだよ?うちの息子が一生懸命練習している姿を見て応援しようって気にはならなかったのかな?怒られてからは朝6時より早い時間にボール蹴るのは禁止にした。
何が言いたいかっていうと
「ご近所さんみんなで子育てできたらいいな」って事と「朝5時からボールを蹴るのはうるさい」ってこと。
今も息子のボールを蹴る音で目を覚ます。
良い目覚まし。最高の寝起き。
小学校2年生の頃の息子
小学校2年生。相変わらず化け物級のチームメイトのおかげでタイトル総なめ。
低学年のサッカーなんてこんなものなんだなと思い知らされた。
世の中の指導者、保護者に言いたい。
小学校6年生までに結果を出す事にこだわるなと。
罵声を浴びせる指導者、保護者を散々見てきた。嫌な気持にしかならない。
どんな気持ちで子供たちはプレーしているんだろうか。
そういうチームの子供たちは100%口が悪い。
そりゃそうだろう。身近な大人がそういう事を言うんだから。
「そんな事教えた覚えはねぇぞ!」。これが小学校2年生の時のどこかのチームの指導者の言葉である。これを言われた子供はどう思うんだろう。
何が言いたいかっていうと
「大人しく見守ろう」って事と「文句があるならやってみろ」ってこと。
そこのお父さん、お母さん?サッカーは難しいんだよ?そして同じだけあなたたちも走ってみればわかるはず。「きつい」って事を。
特別お題
はてなブログ10周年特別お題「10年で変わったこと・変わらなかったこと」という事でこの10年で変化のあった身近な事を書いてみようと思う。
ここまでのブログにも記録してきたがまず30㎏の減量に成功(継続中)した事は大きかった。
もちろんその道のりは簡単ではなかったが…
糖質制限、ランニング。この二つを徹底することで20年前よりも体重は減った。筋肉量も増えた。
もうひとつは「サッカー指導者」になった事。
サッカーを辞めてから25年。まさか自分がサッカーを教える側になるとは思ってもみなかった。しかしこの経験を通じて25年前のチームメイトと再会することとなった。まさかの出来事である。人生はまさかまさかの連続なのだ。昨日、まさかの再開を果たした昔のチームメイトとフットサルをしてきた。人生って面白い。
10年前の自分に言ってあげたい。「運動しておけ」と。
何が言いたいかっていうと
「サッカーに感謝」ってことと「サッカーを選んでくれた息子に感謝」ってこと。
感謝とリスペクトを忘れてはならない。
子供の性格
前にも書いたがとにかく小学校1年生の頃にチーフコーチが教えていたのが「人の話を聞く事」だったと思う。
子供たちは色んな子供がいて面白い。ただ、話を聞けなければスタートラインには立てない。
うちの息子はと言えば…「真面目」である。与えられた宿題を黙々とこなす。出来ない事も出来るようになるまでひたすらに練習する。これは一種の才能だと思っている。(親バカ)
足も速くなかったし、ボール扱うのも下手だった。でも、それでも、毎日積み重ねる事で運動会ではリレーのアンカーに、チームではキャプテンに、そして次のカテゴリーではセレクションを通過してクラブチームへの入団が決まっている。
何が言いたいかっていうと
「人の話を聞け」って事と「真面目であきらめの悪い奴が伸びる」って話。
やらされてる子供たちはきっと伸びない。自分で上手くなりたいと思って、朝6時から一人で朝練に行くんだからそりゃ上手くなるわな。